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雪おろしのいらない家~無落雪住宅について~

寒い冬がいよいよやってきます。南東北の山形・福島・宮城でもエリアによって雪の量も違います。

特に、豪雪地帯である米沢エリアなどでは家を守るための雪下ろしという作業があるところも。

雪おろしの事故は後を絶ちません。安全に穏やかに温かい冬を過ごせるような“雪おろしのいらない家”の無落雪屋根についてご説明します。

無落雪住宅ってなんで雪おろしがいらないの?

目次

1:屋根のカタチってどうなっているの?

2:屋根はどんな構造になっているの?

3:どうやって雪を融かすの?

4:雪の重さに耐えられるの?

5:無落雪住宅の建築実例

1.屋根のカタチってどうなっているの?

外観デザインを見てお気づきのとおり、無落雪住宅には傾斜のついた屋根がありません。いわゆるフラットルーフデザインです。平坦な屋根構造に雪をため、積もった雪を地上へ落とさないカタチが一番大きな特徴です。例えば最近人気のあるモダンスタイルも基本的にこうしたデザインがもとになりますから、スタイリッシュなデザインのなかに無落雪屋根を導入して冬場の安心も一挙両得できますね。

2.屋根はどんな構造になっているの?

ご承知のとおり雪は水分のかたまりです。無落雪屋根は四方向が落雪防止の形状になっていますから、融け出した水の排水経路を適切に確保しなければなりません。

春になれば雪は融けますし、冬でも天候によって表面や側面の雪や、排水経路となる部分の自然融解水を排水する仕組みが必要です。屋根の上には、こうした雪解け水(雨水も)を下へ落とす排水溝が真ん中に確保されてします。しかしその他に特別な装置は一切ついていません。ですから装置や機器のメンテナンスまたは故障といった不具合への心配は一切いらないのが無落雪住宅の特長でもあるのです。(※ウンノハウス仕様)

排水溝には枯れ葉や飛散物の侵入防止用メッシュカバーが施されていますが、点検程度のお掃除お手入れは必要となります。

3.どうやって雪を融かすの?

無理矢理暖めて雪を融かすのではなく、自然に融けることが一番大事です。エネルギーを消費して強制的に融かしたり、室内の暖まった空気を小屋裏から排出して無理に融かすようなことをすれば、同時に凍結や温度差による屋根裏の結露などの不安を拭い去ることができません。

何十年も暮らす家だからこそ、不安を抱えた状態にしないことが重要です。

例えるなら自然界に見られる「冬の小川、春の小川」の状態。小川の上に積もった雪はいつしか下から融け始め、空洞をつくり春には序々に融け始めます。小川に降り積もった雪の中では、微量ながら流れ続けるせせらぎと、冷え切った外気の流入を防いで空洞内の凍結を防ぐ二つの機能が働いています。

(※ウンノハウス仕様)

4.雪の重さに耐えられるの?

雪下ろしをしないと、扉や窓が開きにくくなることがあると思います。

しかし、それは構造体が弱いため、雪の重みで歪みが生じるからなんです。

構造体が強く、しっかり耐えられる丈夫な家であればそのような心配はないのです。

5.無落雪住宅の建築実例


まとめ

雪おろしの手間や時間を省けたことで、家族との時間を作ることができた!というお声を聞ききます。

毎日の雪かきだけでも大仕事。雪国の寒い冬を生き抜くご家族に、少しでもホッとできる時間を増やせると良いですね。

IETATEYO!編集部 加藤

IETATEYO!編集部 加藤

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